(稲荷山コースを写真で紹介)
高尾山の登山コースは、ループコースや高尾山頂から高尾山口駅とは反対側の城山、景信山、陣馬山へ続くコースも含めると8コースあります。
高尾登山電鉄のウエブサイトの登山コースのページ
https://www.takaotozan.co.jp/course/
ここではSONYのミラーレスカメラα6400にSIGMA マウントコンバーター MC-11とズームレンズSIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACROその他をつけて撮影しながらケーブルカー清滝駅前(リフトの山麓駅前)から稲荷山コースを山頂まで歩いた様子を紹介します。時期は4月上旬です。
1号路は山頂まで基本的には舗装されていて、途中までケーブルカーやリフトを使うこともでき、お店やトイレもありますが、1号路以外のコースは舗装されておらずお店もトイレもない登山道です。その分人が少なく、自然を堪能できます。
年末近いこの日は晴れです。
時間は午前9時半頃です。清滝駅前エリアにこれだけ陽があたっているのは結構珍しいというか、特定の時期の特定の時間帯の晴れの日だけです。
▶︎ケーブルカー清滝駅前(リフト山麓駅前)の季節ごと(月ごと)の様子は、こちらの投稿をご覧ください。
ケーブルカーの清滝駅左側の道を挟んで稲荷山コースの入り口があります。
最初は太陽と反対側の斜面を上りますので暗いです。
陽が当たり始めました。舗装された1号路以外は山の道ですが、要所要所に手すりや階段、滑り止めなどが設置されています。
稲荷山コースは1号路や6号路と違い、かなり陽があたっています。
単に気づいていないだけかもしれませんが、稲荷山コースはあまり花は見られない印象なのですが、春は花が見られます。
手すりのない道もあります。
木の根がゴツゴツしている場所もあります。
所々に解説の看板が立っています。
稲荷山コースで一番緊張する場所です。道が細く岩がゴツゴツしていて、脇はすぐ崖です。つまずいたりよろけたりすると落ちそうです。
高尾山のふもと(清滝駅前)から山頂のほぼ中央に展望台休憩所があります。
展望台からの眺めです。
展望台休憩所のそばです。
また歩き始めます。
眺めは良くないですが、ベンチもあります。
魚眼レンズも使ってみました。
山頂直前の階段です。
山頂からの風景です。
高尾山山頂の桜
▶︎このレンズについてはこちらの投稿もご覧ください。(姉妹サイト)
このレンズはCanon EF-Sマウント用ですので、SONY α6400で使うためにマウントコンバーターでつないでいます。
▶︎このマウントコンバーターについてはこちらの投稿もご覧ください。(姉妹サイト)
PL(偏光)フィルターもつけています。
▶︎このフィルターについてはこちらの投稿もご覧ください。(姉妹サイト)
●概要
ケーブルカー清滝駅前から徒歩で登る、1号路(展望台エリアまで)、6号路、稲荷山コースの中では、山歩きを楽しむコースとしてはこの稲荷山コースが全体を通して比較的陽あたりがいい印象です。
時間にもよると思いますが、1号路の展望台エリアまでの部分も上にいくにつれて陽が当たってきますがふもと近くは正午頃でも薄暗いです。展望台エリア以降山頂までは店や薬王院があり開けている場所が多いですが、山を登ることに変わりはないもののかなり舗装もされているため山歩きという印象とは異なります。
稲荷山コースは見晴らし尾根コースとも言われるようで、時々開けている場所があり途中に展望台休憩所もあり、全体を通して風景を楽しめる山歩きコースだと思います。
●距離・所用時間・きつさ
ケーブルカー清滝駅前エリアにある案内図によると、稲荷山コースは3.1Kmで、標準所用時間90分となっています。途中に展望台休憩所があるものの、6号路同様基本的には山頂まで登りきるルートですので、結構きついです。写真を撮影したり休み休み歩くともっと時間がかかります。途中にトイレはありません。
下山してくる年配の方や子供連れも見かけました。稲荷山コースの風景を楽しみたい場合、朝早めにケーブルカーやリフトも使って山頂まで歩いたのち、昼ごろまでに稲荷山コースを下山するのが、一番負担の少ない方法かもしれません。
●服装・靴
高尾山のどのコースも同様ですが、服装は動きやすい普段着で問題ないと思います。
冬は防寒が必要ですが、山頂に近づくにつれてやや気温が下がることを意識しておけば、やはり普段着で問題ないと思います。ただ、山歩きは冬でも汗をかく場合がありますので、体温をコントロールしやすい服装が望ましいです。
私は冬の高尾山でも特に寒い日以外は街中と同様の服装にし、山歩きで汗をかく場合は汗冷えしないように適宜マフラーを外したりジャンパーの前を開けたりして、寒くなく汗もかきすぎないように調節します。夏はTシャツになります。
稲荷山コースは階段や手すりのある場所もありますが基本は山道ですので、ハイキングシューズやトレッキングシューズなどが適しています。足場の悪い場所や手すりのない崖もあるので、ハイヒールは危険です。万が一滑った場合に備えて手袋や軍手をしておくといいかもしれません。
●高尾山と花粉症
高尾山はスギだらけですので、私は花粉の時期はかなり花粉症の症状が出ます。他では経験したことがないくらい鼻水がひどいです。鼻をかんだ次の瞬間には鼻水が出だし、鼻をすする程度では追いつかず、壊れた蛇口のごとく鼻水が流れ出ます。高尾山に行くことは花粉の中に飛び込むようなものですので、花粉症対策で花粉を避けようとしている人や症状に苦しみたくない方は花粉の時期の高尾山は避けるべきだと思います。
●高尾山と蚊
7月頃から蚊が出てきます。虫除けを塗っておかないと、同じ場所に立ち止まっていると10秒程度ですぐ蚊が寄ってきます。
●飲み物
飲み物の携帯は必要だと思います。特に初夏以降はかなり汗をかきますので必須です。私は冬も水筒に飲み物を入れていきます。ケーブルカーで登った高尾山駅周辺や1号路の展望台エリア以降山頂まではあちこちに自販機がありますので、現地で買うこともできます。
下のものは私がここ2年ほど使用している水筒です。念のためレジ袋に入れて結んでからカバンに入れていますが、液漏れもなく、冬は暖かい飲みものの保温性も高く、気に入っています。
▶︎1号路を登った様子はこちらの投稿をご覧ください。
▶︎2号路を歩いた様子はこちらの投稿をご覧ください。
▶︎3号路を歩いた様子はこちらの投稿をご覧ください。
▶︎4号路を歩いた様子はこちらの投稿をご覧ください。
▶︎5号路を歩いた様子はこちらの投稿をご覧ください。
▶︎6号路を登った様子はこちらの投稿をご覧ください。
2021年末2022年始 補足
高尾山山頂「大見晴園地(おおみはらしえんち)」が、大みそかの2021年12月31日(金曜日)午後5時から2022年1月1日(土曜日)午前7時まで閉鎖されるとのことです。山腹にある高尾山薬王院まで行くことはできるとのこと。
以下のページにお知らせが掲載され、地図も添付されています。
東京都ウエブサイト
高尾山の山頂(大見晴園地)における年末年始の対応について
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/12/06/11.html