α6400と魚眼レンズで楽しむ高尾山歩き(6号路を写真で紹介)12月上旬

α6400と魚眼レンズ7artisans 7.5mm F2.8で楽しむ高尾山歩き
(6号路を写真で紹介)

高尾山の登山コースは、ループコースや高尾山頂から高尾山口駅とは反対側の城山、景信山、陣馬山へ続くコースも含めると8コースあります。

高尾登山電鉄のウエブサイトの登山コースのページ
https://www.takaotozan.co.jp/course/

ここではSONYのミラーレスカメラα6400に主に魚眼レンズ7artisans 7.5mm F2.8をつけて撮影しながら6号路を歩いた様子を紹介します。魚眼レンズは広角レンズよりさらに広い範囲を写せるレンズのため、周囲の様子を1枚に納めることができ、写すアングルによっては周りが歪む面白い効果もあります。

1号路は山頂まで基本的には舗装されていて、途中までケーブルカーやリフトを使うこともでき、お店やトイレもありますが、1号路以外のコースは舗装されておらずお店もトイレもない登山道です。その分人が少なく、自然を堪能できます。

ふもとから山頂まで要所要所で撮影しましたので、6号路の様子を知りたい方も参考にしていただければと思います。

ケーブルカーの清滝駅前(リフトの山麓駅前)から登山口入口まで

最初の数枚はSONY E 10-18mm F4 OSS (SEL1018)レンズを使って手持ち撮影です。これも広角ズームレンズです。

高尾山 ケーブルカー清滝駅前(リフトの山麓駅前)2020年12月上旬
すでに紅葉のピークは過ぎ、この日は曇りです。 高尾山 ケーブルカー清滝駅前(リフトの山麓駅前)

ケーブルカー清滝駅の左側からしばらく歩きます。高尾山 6号路入口まで

6号路入口高尾山 6号路入口

高尾山 6号路

高尾山 6号路

以降は全て魚眼レンズで手持ち撮影したものです。

1号路へ合流する道もあります。

魚眼レンズは画面の端になるほど丸く歪みます。

木の根がむき出しになっている場所もあります。

このあたりまでは道が比較的整備されています。

これは道でなく、沢に降りた様子です。

時々説明の看板が設置されています。魚眼レンズで撮影しているので歪んで写っています。

岩をややよじ登り気味に上がります。

かなりぬかるんだ道を歩きます。

山頂近くです。

ベンチが置かれています。

山頂エリアです。

天気がいいと富士山が見えます。夕焼けも綺麗です。

▶︎高尾山山頂から見た富士山についてはこちらの投稿をご覧ください。

使ったカメラSONY α6400と魚眼レンズ7artisans 7.5mm F2.8

α6400 + 7artisans 7.5mm F2.8

使った魚眼レンズは7artisans 7.5mm F2.8です。マニュアルですのでフォーカスや絞りは手動でリングを回します。手ぶれ補正もありませんが、手持ちでも十分にシャープな写真を撮ることができます。安価で、使っていて楽しいレンズです。

▶︎このレンズについてはこちらの投稿も御覧ください。(姉妹サイト)

高尾山 6号路レポート

●概要
6号路は山の中を歩く印象です。木々に囲まれているため薄暗いですが静かです。岩がゴツゴツと出ている勾配を登る場所が2ヶ所あり、木や岩に全く触らずに山頂まで登り切るのは難しいと思います。

上の写真を撮影した日は、前日に降った雨の名残がありました。特に後半山頂に近づいて勾配が急になるほどあまり整備されていないため、ぬかるんでいました。

●距離・所用時間・きつさ
ケーブルカー清滝駅前エリアにある案内図によると、6号路は3.3Kmで、標準所用時間90分となっています。基本的には山頂まで登りきるルートですので、結構きついです。写真を撮影したり休み休み歩くともっと時間がかかります。途中にトイレはありません。

●服装・靴
高尾山のどのコースも同様ですが、服装は動きやすい普段着で問題ないと思います。

冬は防寒が必要ですが、山頂に近づくにつれてやや気温が下がることを意識しておけば、やはり普段着で問題ないと思います。ただ、山歩きは冬でも汗をかく場合がありますので、体温をコントロールしやすい服装が望ましいです。

私は冬の高尾山でも特に寒い日以外は街中と同様の服装にし、山歩きで汗をかく場合は汗冷えしないように適宜マフラーを外したりジャンパーの前を開けたりして、寒くなく汗もかきすぎないように調節します。夏はTシャツになります。

靴は1号路以外はスニーカーやトレッキングシューズなどが必須です。手すりのない崖もあるので、ハイヒールは危険です。万が一滑った時のため、手袋や軍手をしておくほうが安全かもしれません。

●高尾山と花粉症
高尾山はスギだらけですので、私は花粉の時期はかなり花粉症の症状が出ます。他では経験したことがないくらい鼻水がひどいです。鼻をかんだ次の瞬間には鼻水が出だし、鼻をすする程度では追いつかず、壊れた蛇口のごとく鼻水が流れ出ます。高尾山に行くことは花粉の中に飛び込むようなものですので、花粉症対策で花粉を避けようとしている人や症状に苦しみたくない方は花粉の時期の高尾山は避けるべきだと思います。

●高尾山と蚊
7月頃から蚊が出てきます。虫除けを塗っておかないと、同じ場所に立ち止まっていると10秒程度ですぐ蚊が寄ってきます。

●飲み物
飲み物の携帯は必要だと思います。特に初夏以降はかなり汗をかきますので必須です。私は冬も水筒に飲み物を入れていきます。ケーブルカーで登った高尾山駅周辺や1号路の展望台エリア以降山頂まではあちこちに自販機がありますので、現地で買うこともできます。

下のものは私がここ2年ほど使用している水筒です。念のためレジ袋に入れて結んでからカバンに入れていますが、液漏れもなく、冬は暖かい飲みものの保温性も高く、気に入っています。

●その他
時折飛行機の音が聞こえましたが、基本的には人工の音が聞こえず静かで、この静けさを感じるのはグランドキャニオンに行った時以来かもしれないと感じる程でした。

日常は、街中は車の音、バイクの音、横断歩道のアナウンスや電子音、工事の音、電車の音、駅のアナウンスや発車ベル音やメロディなどであふれ、自分の家にいても冷蔵庫の音、エアコンの音、パソコンのファンの音など、たくさんの人工音や様々なノイズに囲まれています。それらから切り離されるのは気持ちがいいです。

他の山に行った時も静けさを感じたと思いますが、鳥の声がかなり聞こえた記憶があるので、今回の高尾山では秋のやや寒い曇りの日のせいかあまり鳥は鳴いておらず、静けさに役立っていました。

▶︎1号路を登った様子はこちらの投稿をご覧ください。

▶︎2号路を歩いた様子はこちらの投稿をご覧ください。

▶︎3号路を歩いた様子はこちらの投稿をご覧ください。

▶︎4号路を歩いた様子はこちらの投稿をご覧ください。

▶︎5号路を歩いた様子はこちらの投稿をご覧ください。

▶︎稲荷山コースを登った様子はこちらの投稿をご覧ください。

2020年末2021年始 補足

高尾山山頂は初日の出の名所ですが、新型コロナウイルス感染症拡大の予防のため、高尾山山頂「大見晴園地(おおみはらしえんち)」が、大みそかの2020年12月31日(木曜日)午後5時から2021年1月1日(金曜日)午前7時まで閉鎖されるとのことです。山腹にある高尾山薬王院まで登ることはできるとのこと。

以下のページにお知らせが掲載され、地図も添付されています。

東京都ウエブサイト
年末年始における高尾山の山頂(大見晴園地)の閉鎖について
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1010035/1012361/1012421.html
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/12/08/18.html

2020 12/26 追記

ケーブルカー清滝駅前エリアの案内地図に貼られた通知によると、登山道改修工事のため、12/25〜3/31は6号路の琵琶滝から5号路までの区間が通行止めになるそうです。工事後は上で紹介した写真やレポートの内容と状況が変わる可能性があります。

高尾山6号路 通行止め

2021年末2022年始 補足

高尾山山頂「大見晴園地(おおみはらしえんち)」が、大みそかの2021年12月31日(金曜日)午後5時から2022年1月1日(土曜日)午前7時まで閉鎖されるとのことです。山腹にある高尾山薬王院まで行くことはできるとのこと。

以下のページにお知らせが掲載され、地図も添付されています。

東京都ウエブサイト
高尾山の山頂(大見晴園地)における年末年始の対応について
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/12/06/11.html